外務省、ウガンダの危険レベルを一部引き下げ、治安が改善

  • 2016年12月7日

 外務省はこのほど、ウガンダに関して発出していた危険情報について、北東部のコティド県など6県に発出していたレベル3の渡航中止勧告をレベル2の「不要不急の渡航は止めてください」に引き下げた。また、北部のアジュマニ県など11県、北東部のカタクイ県など4県、北西部のコボコ県など7県については、南スーダンとの国境地帯を除いてレベル2をレベル1の「十分注意してください」に引き下げた。治安当局が反政府勢力対策などに力を入れた結果、治安情勢が改善されたことを受けての対応。

 なお、北東部のカボング県と西部のブンディブジョ県など2県に発出しているレベル3、南スーダンとの国境付近に発出しているレベル2、首都のカンパラを含むその他の地域に発出しているレベル1:についてはいずれも継続している。

 ウガンダへの2014年の訪問者数は4029人。11年以降は4000人前後で推移している。