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観光庁、第1種2社を行政処分へ、貸切バス関連-26日に聴聞

  • 2016年10月23日

 観光庁は第1種旅行業者2社に対し、旅行業法違反による行政処分を実施する予定だ。対象となるのは静岡県静岡市の国際観光と、大阪府大阪市の万達旅運で、10月26日に聴聞会を開催する。

 観光庁によれば、国際観光は今年の1月に同社が実施した浜松発の貸切バスを利用した手配旅行において、定められた貸切バス運賃の下限額を下回る「下限割れ運賃」でバスを貸し切った。9日間の業務停止を命じる予定。

 万達旅運については昨年11月に海外の旅行会社が実施した中部空港発の訪日旅行において、同社が手配代行業者としてバスを「下限割れ運賃」で手配。さらに営業区域外の運送も依頼したという。同社には業務改善を命じる予定だ。