ブリュッセル航空（SN）はこのほど、長距離路線の米国線とアフリカ線に、プレミアムエコノミークラスにあたる「エコノミープラス」を導入した。機材はエアバスA330-300型機とA330-200型機で、シートピッチはエコノミークラスの「スタンダードシート」より2インチ広い34インチ。20度のリクライニングが可能で、食事内容はスタンダートシートと異なるという。

　あわせて、これまで無料で提供してきたエコノミークラスの座席指定サービスを有料に変更した。スタンダードシートは25ユーロ、スタンダードシートのうち非常口付近など足元のスペースが広い「エクストラ・レグルームシート」は60ユーロ、エコノミープラスは120ユーロを徴収する。

　なお、ルフトハンザ・ドイツ航空（LH）のマイレージプログラムのセネター会員とHON Circle会員、エコノミークラスでY・B・Mクラスの予約者はスタンダートシートの座席指定が無料となる。