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フォーシーズンズ、20年に大手町で開業、訪日需要獲得へ

  • 2016年7月13日

B棟の完成イメージ  フォーシーズンズホテルズアンドリゾーツと三井不動産はこのほど、三井不動産などが東京の大手町で進める「OH-1計画(仮称)」で建設するビルの「B棟」の上層階に「フォーシーズンズホテル」を出店することを明らかにした。開業は東京オリンピック開催前の2020年春を予定する。

 同計画は三井不動産と三井物産が共同で推進する再開発プロジェクトで、A棟とB棟の2棟からなる複合用途ビルを建設するもの。ホテル以外では、主に企業のオフィスが入居する。政府が進める国家戦略特区の「外国企業誘致・ビジネス交流のためのMICE機能強化拠点」となることを目標にしており、東京の中心にラグジュアリーホテルブランドを出店することで、訪日外国人の需要の取り込みなどをめざす。

 「B棟」は地下5階・地上39階建てで、34階から38階にかけて客室約190室を、39階にロビーを設ける。施設内にはレストランや宴会場、スパ、プール、フィットネスジムなどを併設する。