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ホテルオークラ、19年にプノンペンに開業、運営受託契約締結

  • 2016年2月8日

オークラ プレステージプノンペン(仮称)の外観(イメージ)  ホテルオークラは2019年、カンボジアのプノンペンに「オークラ プレステージプノンペン(仮称)」を開業する予定だ。このほど、海運業や不動産、建設業などを展開するシンガポールのテホ・インターナショナルの子会社で、カンボジアで不動産投資や開発事業をおこなうテホ・ディベロプメント・カンボジアと同ホテルに関する運営受託契約を締結した。

調印式の様子。右からホテルオークラ代表取締役社長の荻田敏宏氏、テホ・インターナショナルCEOのリム・シー・ホー氏  ホテルオークラとテホ・ディベロプメント・カンボジアは15年2月7日に同ホテルに関する基本合意書を締結し、同事業に関する協議を進めてきた。ホテルオークラによれば、今後はグループ会社でホテルを運営しているオークラニッコーホテルマネジメントに運営を移行する予定だ。

 オークラ プレステージプノンペンは、新興開発エリア「The Bay」内の、地上40階建ての複合ビル内に入居する予定。ビルはプノンペン国際空港から約17キロメートルに位置しており、住宅やサービスアパートメント、商業施設が入る計画だ。ホテルの延床面積は約3万4000平方メートル、総客室数は約250室で、和食レストランやオールデイダイニングなどの飲食施設を用意。また、宴会場や会議室、スパ、フィットネスなども設けるという。