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中国南方航空、羽田/広州線など就航、羽田発は搭乗率92.6%

  • 2015年11月1日

成田での就航式典の様子。(左から)CZの笹森氏と呉氏、国交省の木村氏、NAAの夏目氏 中国南方航空(CZ)は10月25日からの冬ダイヤで、羽田、成田、中部、福岡発着の新路線を開設した。羽田/広州線は同日から1日2便で運航を開始。羽田発午前便と午後便のダブルデイリーで、使用機材は全216席のエアバスA330-200型機と全163席のボーイングB737-800型機。羽田発初便はA330-200型機を利用した午後便で、200名が搭乗し、搭乗率は92.6%だった。翌26日の羽田発午前便はB737-800型機で運航し80名が搭乗。搭乗率は49.1%だった。

 成田からは26日から長沙線に、27日からハルビン線と武漢線にそれぞれ週2便で就航した。長沙線とハルビン線の使用機材は全151席のA320型機で、武漢線は全120席のB737-700型機。長沙線は成田発初便に63名が搭乗し、搭乗率は41.7%。長沙発初便には109名が搭乗し、搭乗率は72.2%だった。ハルビン線の成田発初便は搭乗者121名で搭乗率80.1%、ハルビン発初便は搭乗者133名で搭乗率88.1%。武漢線の成田発初便は搭乗者83名で搭乗率69.2%、武漢発初便は搭乗者90名で搭乗率75.0%だった。

 そのほか25日からは、中部/上海、広州線がともに1日1便、福岡/大連/長沙線が週3便で運航を開始した。中部からはこれまで上海経由で中部/広州線を運航していたが、上海線と広州線の直行便2路線に変更。広州線の使用機材は全151席のA320型機で、中部発初便には76名が搭乗し搭乗率は50.3%、広州発初便には85名が搭乗し搭乗率は56.3%だった。福岡/大連/長沙線の福岡発初便は搭乗者数47名で搭乗率は31.1%だった。

 CZによれば、25日に羽田で開催した就航記念式典には、同社日本支社長の呉国翔氏、国土交通省東京航空局東京国際空港長の鈴木昌智氏、中国国家観光局長の張西龍氏などが出席し、テープカットをおこなった。また、26日には成田でも就航記念式典を開催し、呉氏や国土交通省東京航空局成田空港事務所成田国際空港長の木村茂夫氏、成田国際空港代表取締役社長の夏目誠氏、CZ日本地区営業統括次長東京支店旅客部事業兼務の笹森准美氏などが出席。いずれも初便搭乗者にはCZのボールペンやストラップを贈呈した。