中国南方航空、中部/上海/広州線を直行便化-冬から2路線に

  • 2015年10月7日

 中国南方航空(CZ)は2015年10月25日の冬ダイヤから、中部/上海(浦東)/広州線を直行便化する。上海線、広州線としてそれぞれ1日1便で運航する計画だ。CZ名古屋支店によると、中部/上海/広州線は日本発のビジネス需要が以前から高く、旅行会社や企業から直行便化の要望が多かったという。また、増加する訪日客の取り込みも見込む。

 運航機材は、広州線がボーイングB737-300型機で、ビジネスクラス8席、エコノミークラス112席の計120席。上海線がエアバスA320型機で、ビジネスクラス8席、エコノミークラス143席の計151席とした。

 CZによると、2路線とも以遠への延伸を計画しており、冬ダイヤ中の実現をめざす。上海線は訪日需要が高い長沙を予定。広州線は日本発の観光需要が見込める桂林に就航し、平日は広州へのビジネス客、土日祝日は桂林への観光客の取り込みをめざす。

 このほか、CZでは需要動向を踏まえ、中国の東北部の就航地をメインに減便を実施。中部/大連線はデイリー運航から週4便に、瀋陽線は週5便から4便に、武漢線は週4便から3便に変更する。長春線は週2便を維持する。運航機材は、大連、瀋陽、長春線が、ビジネスクラス8席、エコノミークラス113席のエアバスA319型機。武漢線はビジネス8席、エコノミー155席のボーイングB737-800型機とした。

 冬ダイヤの運航スケジュールは以下の通り。


▽CZ 中部線冬ダイヤ運航スケジュール(10月25日~)

・広州線
CZ379便 CAN 11時30分発/NGO 16時00分着(デイリー)
CZ380便 NGO 17時00分発/CAN 20時35分着(デイリー)

・上海(浦東)線
CZ8379便 PVG 17時55分発/NGO 21時15分着(デイリー)
CZ8380便 NGO 09時20分発/PVG 11時15分着(デイリー)

・大連線
CZ619便 DLC 07時50分発/NGO 10時45分着(月、水、金、土)
CZ620便 NGO 11時45分発/DLC 13時25分着(月、水、金、土)

・瀋陽線
CZ697便 SHE 08時20分発/NGO 12時05分着(月、水、金、日)
CZ698便 NGO 13時10分発/SHE 14時55分着(月、水、金、日)

・長春線
CZ691便 CGQ 08時15分発/NGO 12時05分着(月、金)
CZ692便 NGO 13時05分発/CGQ 14時55分着(月、金)

・武漢線
CZ8307便 WUH 08時15分発/NGO 12時30分着(水、木、日)
CZ8308便 NGO 13時30分発/WUH 16時15分着(水、木、日)