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マンダリン、モロッコのマラケシュで開業、アフリカ初出店

  • 2015年10月5日

ヴィラの室内  マンダリンオリエンタルホテルグループは10月5日、モロッコのマラケシュに「マンダリンオリエンタルマラケシュ」を開業した。同グループにとってアフリカでの出店はこれが初めて。63室のヴィラを備え、庭園の面積は20ヘクタールにおよぶ。世界遺産に指定されている旧市街までは車で10分程度。

 フランス人デザイナーによるインテリアは、アラビア風やベルベル風のデザイン要素を取り入れたもの。料飲施設はモロッコ人のトップシェフによるダイニング「メサララ」と、オールデイダイニングの「サロン・ベルベル」、地中海料理の「プール・ガーデン」の3軒を設けた。スパには2つのハマム、温水プール、フィットネスセンター、ヨガスタジオなどを用意した。なお、9室のスイートのうち2室は「スパ・スイート」とし、施術室などを併設している。

 同ホテルでは開業を記念して、2つの宿泊パッケージを設定。「エクスぺリエンスマラケシュ」では、2泊連続で宿泊する利用者の3泊目を無料とする。一方の「デライトインマラケシュ」では、ホテル内のすべての施設で使用できる300ユーロ分のバウチャーを提供する。ともにレストラン「サロン・ベルベル」での朝食、ホテルと空港の間のリムジン送迎サービスを含む。