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成田、15年国際線夏ダイヤは35便増の1454便-LCC比率1割に

  • 2015年3月29日

 成田国際空港(NAA)によると、2015年夏ダイヤ(2015年3月29日~10月24日)の国際線旅客便の週間便数は1454便となり、2014年冬ダイヤからは35便増となる見込みだ。14年夏ダイヤからは26便増。航空会社数は72社で、就航都市数は34ヶ国・3地域の100都市に上る。

 15年夏ダイヤでは、国際線では4月からタイガーエア台湾(IT)の台北(桃園)線と、エチオピア航空(ET)のアディスアベバ線が新規就航。また、全日空(NH)は6月にヒューストン線、9月にクアラルンプール線を新規就航する。旅客便発着回数に占めるLCCの割合は、14年冬ダイヤ比で2.4ポイント増の9.6%に上昇した。

 就航都市数については、アリタリア-イタリア航空(AZ)によるヴェネツィアや、ニュージーランド航空(NZ)による季節運航のクライストチャーチが減少したものの、ETのアディスアベバ就航により3桁に到達。また、5月にはエア・カナダ(AC)によるトロントへの運航再開、カンタス航空(QF)のブリスベン就航が予定されており、開港以来最高の102都市になる見込み。

 国内線では、ピーチ・アビエーション(MM)が3月29日から新千歳線と福岡線に就航。バニラエア(JW)が新千歳線を就航するなど、LCCが引き続き好調。旅客便発着回数に占めるLCCの割合は、14年冬ダイヤ比で2.7ポイント増の69.8%に拡大した。

▽成田 15年夏期ダイヤ計画便数、航空会社別増減一覧
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▽訂正案内(2015年3月30日11時35分
・訂正箇所:第1段落第1文 誤:2015年夏ダイヤ(2014年3月29日~10月24日)

正:2015年夏ダイヤ(2015年3月29日~10月24日