サイパン、2014年の日本人訪問者数は22%減、路線減響く

  • 2015年2月26日

 マリアナ政府観光局によると、2014年の日本人訪問者総数は、前年比22%減の11万234人となった。2014年12月単月では12%減の9942人。

 日本人訪問者数は、2012年4月以降は東日本大震災の反動で前年を上回ったものの、2013年1月から前年を下回り続けている。同局によると、航空路線の減便が響いたとしており、路線増をめざし、LCCを含む航空会社に働きかけを引き続きおこなっていく考えだ。

 日本/サイパン間は現在デルタ航空(DL)が成田/サイパン線を週12便運航している。2014年は夏期にアシアナ航空(OZ)のチャーターが計画されていたが、成田/サイパン間のチャーター便が減便、関空/サイパン間のチャーター便は一部を除き不催行としたことで、提供座席数が減少。日本人訪問者数は7月は42%減、8月は30%減となった。