阪急交通社グ、10月の海外旅行は2.8%減-業務系2社は2桁増

  • 2014年12月16日

 阪急交通社グループ3社(※)の2014年10月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比2.8%減の211億1766万円となった。阪急阪神ビジネストラベルが20.8%増の37億5526万円、阪神トラベル・インターナショナルが14.1%増の4億8029万円とそれぞれ2桁増を記録したものの、主力の阪急交通社が7.2%減の174億7791万円と低迷した。

 方面別では、阪急交通社は北米、香港、インド、インドネシアが前年から増加。阪急阪神ビジネストラベルは韓国や香港が減少したものの、企業の海外進出が目立つインドやベトナムは増加した。阪神トラベル・インターナショナルは、国際航空券の取り扱いが増加したという。

 なお、国内旅行の3社合計の取扱額は12.7%減の135億342万円。外国人旅行は47.2%増の1億9404万円、総取扱額は6.7%減の348億1511万円となった。国内旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。

※阪急交通社、阪急阪神ビジネストラベル、阪神トラベル・インターナショナル