全日空、航空大学校に現役パイロット1名派遣、教官として

  • 2014年11月20日

 全日空(NH)は今年12月1日から、同社の現役機長1名を教官として航空大学校の仙台フライト課程に派遣する。LCCの台頭などによる航空需要の拡大や、今後の大量退職などにより見込まれるパイロット不足の解消に向けたもので、同社が蓄積してきた運航ノウハウを提供する。

 仙台フライト課程は同大学校の最終課程で、航空会社の運航とほぼ同様の「計器飛行方式」で訓練を実施する。機長の派遣は2年間を予定するが、以後も必要に応じて継続するという。