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ドイツ、5月の日本人宿泊数2.4%増、大都市への集中顕著

  • 2014年8月19日

 ドイツ観光局によると、2014年5月の日本人宿泊数は前年比2.4%増の11万5701泊となった。1月から5月までの累計については1.9%減の44万3108泊と低迷しているが、ベルリン、ミュンヘン、ケルン、デュッセルドルフなど主要11都市に限れば日本人宿泊数は8.4%増となっており、同観光局では日本人観光客が大都市に集中する傾向が進んでいるとの見方を示している。

 日本を含む外国人旅行者の宿泊数の1月から5月までの累計は、6.2%増の2604万泊となった。アジア人旅行者の宿泊数は13.8%増で、特に中国は22.3%増の69万泊に増加した。アラブ諸国は28.8%増の52万泊だった。

 そのほかの地域では東ヨーロッパ諸国が好調で、ポーランドが13.1%増、チェコが14.3%増、ルーマニアが19.3%増、ブルガリアが27.5%増、スロベニアが20.7%増、クロアチアが39.5%増と、軒並み2桁増を記録した。