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日系2社、1月の国内線旅客数は2.2%増、利用率は63.4%

  • 2017年3月1日

 全日空(NH)と日本航空(JL)の2017年1月の運航実績で、2社の国内線旅客数の合計は前年比2.2%増の551万9615人だった。座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)が1.2%増となったのに対し、旅客輸送量を表す有償旅客キロ(RPK)は3.0%増で、利用率は1.1ポイント増の63.4%となった。

 3月1日に運航実績を発表したNHの旅客数は2.0%増の298万5688人。ASKは1.4%増となったところ、RPKは3.4%増で、利用率は1.2ポイント増の62.2%となった。路線別の旅客数は羽田/新千歳線が最も多く、0.9%減の28万7175人。次いで、羽田/福岡線が1.3%減の26万9214人と続き、上位6路線を羽田線が占めた。

 旅客数の伸び率では、座席供給量を81.4%増やした新潟/新千歳線が最も高く、71.3%増の3082人に。以下は関空/福岡線が42.1%増の5221人、成田/福岡線が38.6%増の1万2446人と続いた。

 利用率が最も高かったのは、羽田/宮古線で84.6%だった。次いで、成田/新千歳線が84.1%、新千歳/那覇線が81.0%となった。

 なお、JLは2月17日に1月の運航実績を発表している。詳細は別途記載(下記関連記事)。

▽NH、1月単月
国内線