ANAグ、女性社員の活躍を推進、国連の原則に署名

  • 2017年2月12日

 ANAグループはこのほど、国連グローバル・コンパクトとUN Womenが推進する、経営者のリーダーシップによるジェンダー平等の促進などを示した「女性のエンパワーメント原則(WEPs)」に署名した。同グループでは全日空(NH)が2020年度末までに女性管理職の比率を15%に引き上げる目標を定めるなど、これまでにも各種の取り組みを進めてきたが、今回の署名を機に国内外でリーダーシップを発揮する考え。開発中の自己評価ツール「WEPs GAP Analysis Tool」のパイロット企業としても協力するという。

 公式ウェブサイトによれば、2月10日の時点で世界の1408社がWEPsに署名しており、日本企業は228社に上る。このうち「Travel and Leisure」のカテゴリーについては、日本航空(JL)や近畿日本ツーリストなど10社が署名している。