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阪急交通社やJR西など、岡山で地酒列車、「ノスタルジー」車両を活用

 阪急交通社と西日本旅客鉄道(JR西)岡山支社、岡山県備中県民局は3月18日、3者の共同企画として「おかやま備中杜氏の郷 地酒列車」を運行する。昔ながらの外装や内装を施したキハ40・47系の「ノスタルジー」車両を利用し、岡山県の酒処である備中エリアの地酒や地元の人によるおもてなしを提供するもの。同列車の運行に合わせ、阪急交通社では2月1日の14時からツアーを販売する。

 地酒列車の運行区間は岡山駅から伯備線の新見駅まで。車体には、昭和30年から40年代の車体のカラーリングを施し、内装には昔ながらの生地の「モケットシート」、瓶ジュース用栓抜き、窓向きのカウンターシートなどを備えている。

 また、車内では、沿線の酒造による地酒を片道あたり6種類1杯ずつ提供。さらに、岡山県内の食材を活かしたおつまみセットと乗車記念缶バッジを贈呈する。お土産用の地酒販売などもおこなう。さらに下りの岡山駅で出発時に記念式典を開催するほか、上りの総杜駅停車中に特産品の販売など、備中高梁駅停車中に合唱などを予定している。

 阪急交通社のツアーでは、この地酒列車の乗車に加えて吹屋ふるさと村や倉敷美観地区などを訪問。出発地は新大阪駅、新神戸駅、西明石駅、姫路駅、岡山駅のいずれかで、旅行代金は関西発が1万3800円、岡山発は上り列車を組み込んだコースが9480円、下りが9980円とした。募集定員は各コース90名で、最少催行人員は各コース20名。ウェブサイトなどで販売する。