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成田、16年の国際線旅客は韓国など7方面が前年超え

  • 2017年1月29日

 成田国際空港(NAA)によると、2016年の国際線方面別旅客数(速報値)は、韓国、香港、台湾、中東を含むアジア、太平洋、オセアニア、アフリカの7方面が前年を上回った。伸び率が最も高かったのはアフリカで198.5%増の1万9700人。2位は韓国で22.4%増の139万3600人、3位は香港で116万2800人となった。最も旅客数が多かったのは太平洋で2.7%増の397万9700人。2位は中東を含むアジアが364万300人と続いた。

 前年を下回ったのは欧州、中国、グアムの3方面。最も減少幅が大きかったのは欧州で7.9%減の129万1300人となった。中国は3.6%減の181万1200人、グアムは0.3%減の57万4100人だった。

 12月単月では韓国、香港、中国、欧州、中東を含むアジア、オセアニア、アフリカの7方面が前年を上回った。伸び率が最も高かったのはアフリカで107.1%増の2900人。次いで韓国が32.3%増の13万600人、香港が27.1%増の11万7100人と続いた。旅客数が最も多かったのは中東を含むアジアで5.4%増の34万600人だった。

 前年を下回ったのは太平洋、台湾、グアムの3方面で、太平洋は8.4%減の28万1900人、台湾は5.7%減の11万3000人、グアムは1.7%減の4万7600人だった。方面別旅客数の詳細は下表の通り。