JR北海道、特急運転再開で旅の需要喚起 道東へはLCCと連携でフリーパス

 昨年夏の台風被害で運休していたJR石勝線・根室本線の札幌-帯広・釧路間の特急列車が12月22日に運転再開。これを受けJR北海道は2月28日まで「運転再開キャンペーン」を展開している。列車利用と宿泊を組み合わせた旅行商品を特別価格で設定したほか、特急利用者へのプレゼント企画を用意するなど、北海道・沿線各地への旅の需要喚起に向けた取り組みを進めている。

 またJR北海道は、道東では企画乗車券「ひがし北海道フリーパス」を1月20日に発売する。新千歳便を就航しているピーチ、バニラ・エアのLCC2社とタイアップし航空便利用者を対象に販売するもので、本州からの旅行者に道東への列車の旅を楽しんでもらおうと企画した。

 パスでは、新千歳から道東を中心に道内を広範囲にカバーしたフリーエリア内の特急・急行・普通列車の普通車自由席が5日間乗り放題になる。

 料金は大人1万5500円、子どもは半額。発売期間は3月末まで、利用期間は4月4日まで。

 (17/01/19)


情報提供:トラベルニュース社