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日系2社、11月の国内線旅客数は0.2%増、利用率は71.2%

  • 2017年1月8日

 全日空(NH)と日本航空(JL)の2016年11月の運航実績で、2社の国内線旅客数の合計は前年比1.2%増の619万239人だった。座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)は0.9%減となったのに対し、旅客輸送量を表す有償旅客キロ(RPK)は0.8%増と微増。利用率は1.2ポイント増の71.2%となった。

 NHは1月5日に運航実績を発表。旅客数は0.2%増の332万7208人で、ASKは2.1%減となったところRPKは0.3%増で、利用率は1.7ポイント増の69.6%となった。路線別の旅客数は羽田/福岡線が最も多く、2.2%減の29万3902人。次いで、羽田/新千歳線が3.4%減の26万4023人、羽田/伊丹線が4.2%増の25万2560人と続き、上位6位を羽田線が占めた。

 旅客数の伸び率では、座席供給数を約2倍に増やした新潟/新千歳線が最も高く86.8%増の4826人に。以下は成田/福岡線が35.6%増の1万2568人、新千歳/釧路線が28.5%増の1万290人と続いた。

 利用率が最も高かったのは羽田/宮古線で90.1%。次いで成田/伊丹線が89.3%、中部/那覇線が85.9%となった。

 なお、JLは12月21日に11月の運航実績を発表している。詳細は別途記載(下記関連記事)。

▽NH、11月単月
国内線