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楽天、16年国内旅行は沖縄が伸び率1位、3割増

  • 2016年12月15日

 楽天トラベルが2016年1月1日から12月31日までの1年間に取り扱った国内旅行で、予約人泊数が前年から最も多く伸びたのは前年比28.8%増の沖縄県であった。2位は大分県の21.4%増、3位は奈良県の20.2%増などとなっており、7位の福井県と9位の静岡県を除けば10位内に入ったのはすべて関西以西の県となった。

 沖縄県内では、子供連れの家族客が夏休みを中心として32.8%増となったほか、女性複数名の需要が離島などに集まって41.0%増となった。また、エリア別では北部の恩納・名護・本部・今帰仁のエリアが33.2%増となり、特に家族利用が37.5%増と伸長。

 さらに宮古島・伊良部島のエリアも、2015年の伊良部大橋の開通や宮古島への航空アクセス改善などによって46.7%増と大幅増となっており、特に近畿2府4県からは63.1%増、複数名の女性の利用は72.9%などとなったという。

 2位の大分県は、別府市が九州ふっこう割の好影響を受け32.6%増と牽引。また、3位の奈良県は2016年2月までが対象であった「奈良県プレミアムクーポン」などが奏功。このほか、男女2名での宿泊が30.0%増、近畿2府4県からの利用が36.9%増などとなったという。

▽楽天トラベル 2016年国内旅行人気上昇率トップ10
(順位/都道府県/伸び率)
1位/沖縄県/28.8%増
2位/大分県/21.4%増
3位/奈良県/20.2%増
4位/島根県/19.9%増
5位/香川県/17.5%増
6位/鳥取県/15.9%増
7位/福井県/15.0%増
8位/徳島県/14.5%増
9位/静岡県/14.3%増
10位/長崎県/14.1%増