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東急グ、ディズニーのクリスマスイベント、全線ラッピング電車運行

  • 2016年11月3日

ラッピング電車のデザイン 東急グループは11月1日、ウォルト・ディズニー・ジャパンの協力のもと、クリスマスプロモーション「TOKYU CHRISTMAS WONDERLAND 2016 -Disney CRYSTAL MAGIC-」を開始した。ディズニーが展開する4つのブランド「ディズニー」「ピクサー」「スター・ウォーズ」「マーベル」をテーマに、東急線沿線の主要駅や電車、商業施設においてクリスマスの装飾などをおこなうもの。幅広い世代から人気を集めるディズニーとコラボレーションすることにより、東急グループにより親しみを持ってもらうことをめざす。期間は12月25日まで。

 プロモーションでは、こどもの国線を除く東京急行電鉄(東急電鉄)の全路線でディズニーキャラクターをデザインしたラッピング車両を運行。例えば、東横線はディズニーをテーマに「ミッキーマウス」や「ディズニープリンセス」「くまのプーさん」などを、田園都市線はピクサーをテーマに「ファインディング・ニモ」や「トイ・ストーリー」「カーズ」などを施した車両を導入した。合わせて、東横線渋谷駅などの主要6駅では、発車メロディーを「ミッキーマウス・マーチ」などのディズニー作品に変更する。

 東急バスも、4ブランドをモチーフとしたラッピングバスを運行。渋谷エリアを走る淡島営業所車両はディズニー、二子玉川エリアの瀬田営業所車両はスター・ウォーズ、武蔵小杉エリアの高津営業所車両はマーベル、たまプラーザエリアの虹が丘営業所車両はピクサーをデザインした。さらに、東急電鉄と同様に、一部の駅では発車メロディにディズニー作品を使用する。

 このほか、商業施設でも、ディズニーをテーマにしたオリジナルのクリスマスツリーを展示するなど装飾を実施。例えば、渋谷ヒカリエでは「ディズニープリンセス」、東急プラザ銀座では「美女と野獣」、二子玉川ライズ・ショッピングセンターでは「シンデレラ」がテーマのクリスマスツリーを配置した。

 また、東急線の一部駅ではスタンプラリーもおこなう。さらに、「iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ」では施設壁面を利用してプロジェクションマッピングも実施し、渋谷では交通広告も展開する。

スタートセレモニーの様子。水沢さんとミッキーマウス 11月1日に開催した「プロモーションスタートセレモニー」で、主催者として挨拶した東京急行電鉄渋谷駅駅長の高野武氏は「このような大規模なプロモーションを渋谷駅でもおこなえることを光栄に思う」と強調。また、「来ていただいた方には、クリスマスの大切な思い出になって欲しい」と期待を示した。ゲストとして登場した女優の水沢エレナさんは、「小さい頃からディズニー映画を見ていたので、ディズニーが好き。ラッピングされた車両に乗って、イルミネーションを見に行きたい」とコメントした。