トラベルビジョンの親会社であるエフネスと、様々なインターネット関連事業を手掛けるデジタルガレージは8月8日、訪日外国人旅行者の需要獲得をめざす自治体や企業向けに、オリジナル観光ガイドアプリの構築サービスの提供を開始しました。デジタルガレージの提携先であるLCO社が持つオフライン観光ガイドアプリ「Travel Door Japan」を活用したもので、旅行者は事前に訪れたいエリアの地図データをダウンロードしておけば、通信環境が不安定な場所でもルート検索機能やナビ機能などを使用できるようになります。

　アプリでは地図機能に加えて、トラベルビジョンが運営する訪日外国人旅行者向けの多言語観光サイト「Japan Hoppers」で掲載している、最大14ヶ国語に対応した全国約2600件の観光情報を掲載できます。これにより、訪日外国人旅行者の受入時に課題となる、無料WiFi環境や多言語案内板などの少なさの問題を解決します。

　同アプリはオフライン環境でも「位置連動型プッシュ通知機能」を利用して、訪日外国人旅行者に最適なタイミングで周辺の観光情報を届けることができます。また、今後は同機能に加えて、広告配信や行動履歴解析などのO2Oマーケティング機能を強化し、インバウンド消費の拡大をねらう自治体や企業を支援していきます。

　推奨端末はAndroid4.4以上で、iOSでの配信時期は未定です。アプリは無料ですが、サービス利用時には別途通信料が発生する場合があります。

▽オリジナル観光ガイドアプリのイメージ


▽アプリのダウンロードページ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.lcocreation.japanhoppers&hl=en

▽本サービスに関するお問い合わせ先
担当者：デジタルガレージマーケティングテクノロジー 田中
Email：dgmt-pr@garage.co.jp
TEL：03-6371-1849