トップインタビュー:オーストラリア政観新局長の中沢氏

日本人100万人へ、各所との協力重視
埋もれた魅力の発掘も

  • 2016年12月22日(木)

-ターゲットと誘客の方針についてお教えください

中沢 ファーストタイマーについては、オーストラリアは広いので趣味趣向に合った目的や地域などについて細かく情報提供をしていきたい。一方、リピーターに対しては、日本のゴールデンルートのような定番だけでなくパースやダーウィンなどの訪問を訴えていきたい。

 また、留学や修学旅行、ワーキングホリデーなど教育系の需要にも力を入れたいと考えている。これから日本が国際化社会の波に乗っていくなかで、日本だけでは国もビジネスも回っていかない。国際感覚を身に着けた人々を増やしていきたい。その意味でオーストラリアは安全で時差もなく留学先として適している。


-予算の状況はいかがでしょうか

中沢 7月に始まった今期は横ばいだ。本局の中での予算をどう取っていくかだが、個人的には予算に頼るのではなくて「コンテンツ頼り」でいきたい。例えば1000万円あるから何人送客するということではなく、逆にこういう魅力がある、情報がある、だからそれで何人送るためにこういう施策を採る、そのためにこれだけの予算が必要、という流れの方が長続きするだろう。


-州政府の観光局などとの連携はいかがでしょうか

中沢 キーワードは3つ。協調性、情報共有、現場主義だ。協調と共有はマクロだが、現場主義は州とTAが、より現場レベルで協力できるようにしていきたい。例えば州をまたぐコーディネートやお困りの点などがあれば、是非取り組んでいきたい。

 また、連携という意味では、地方需要の喚起に向けて地方空港に直接乗り入れている海外の航空会社とも関係を強化したい。これまでもなかったわけではないが、共同セールスなどに積極的に取り組む。


-旅行会社との関係についてもお聞かせください

中沢 旅行会社は極めて重要なパートナーであり、弊局にとって良い意味でのディストリビューターだ。現在、全出国者数の8割が旅行会社や旅行会社に準ずる仲介業者を通して出国している。機能やターゲットなど旅行会社も様々だが、すべてが大切なパートナーだ。

 旅行会社の皆様にオーストラリアの販売について学んでいただく「オージー・スペシャリスト(ASP)」のプログラムは、11月現在で1146名まで増えており、年内には1200名を超える見込みだ。ASPの方々に現場レベルでオーストラリアがいかに魅力的であるかを知っていただき、販売に活かしていっていただきたい。

 ASPについては、新しいことをしていきたい思いもある。例えば東京と地方では、オーストラリアの魅力を説明するのに適した方法が異なっても不思議ではない。プログラムの中身は変えられないが、皆様のご意見をお聞きしながら運用の部分で工夫していきたい。


-まだオーストラリアに行ったことのない旅行業界関係者に向けて、ここは行っておいた方が良い場所はありますか

中沢 西オーストラリア州のハメリンプールに生息するストロマトライトは必見の価値がある。世界最古の生物であり、酸素を形成してくれたという意味では地球の起源に繋がるような存在で非常に興味深い。


-ありがとうございました

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