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オーストラリア最初の世界遺産圧倒的なスケールの大自然を楽しむ「カカドゥ国立公園」
 
カカドゥ国立公園数々の自然遺産に恵まれたオーストラリア。圧倒的なスケールと、この大陸だけに生きる様々な動植物が見られることでも世界中の旅行者を魅了しています。
中でも、大陸北部、ノーザン・テリトリーのトップ・エンド地域に広がるカカドゥ国立公園は、大自然とアボリジニ文化が融合した貴重な複合遺産。オーストラリア初の世界遺産に登録されたことでも知られています。しかしながら、日本人旅行者には知名度が低く、テーマ型の旅が求められる時代に開拓の余地がある注目のデスティネーションといえるでしょう。
 

カカドゥ国立公園ノーザン・テリトリーの州都ダーウィンから東へ250kmに位置するカカドゥ国立公園は、面積が約2万平方km。日本の四国とほぼ同じ広さを誇る公園内には、見渡す限りの湿地帯や断崖の連なる荒野が広がり、古代からこの地に生きるアボリジニの壁画が数多く残されています。オーストラリアの自然と歴史を物語る貴重なエリアとして、ユネスコの自然・文化の観点双方から、数少ない複合遺産として登録されています。
公園内には、今でもアボリジニが昔ながらの生活を営む地区があり、そこにはライセンスを持ったガイドが同行しなければ立ち入ることができません。オーストラリアならではの自然と文化を目の当たりにできる体験は、リピーターをはじめ本格的なアドベンチャーを求める人々にも強くアピールすることができるでしょう。また、宿泊施設や舗装道路などの環境が整っているから、ソフトアドベンチャーとして楽しむことも可能です。

果てしなく広がる湿地帯、鳥たちが燃えるような赤い断崖の間を飛び交い、ゆっくりと地平線に沈む夕陽に言葉を失う。大自然の中に身を置く体験は、いつでも心を洗われるもの。カカドゥ国立公園では、そうした心穏やかでスピリチュアルな体験が約束されています。

公園内にはいくつかの町があり、整備された道路やホテルなども完備されています。カカドゥを楽しむのなら、大きな荷物はダーウィンに置いて、園内で1、2泊するのがスタンダード。ジャビル、クーインダなどの町を中心に、じっくり自然に触れる旅がおすすめです。

広大な園内には数々のアクティビティがある中で、見逃してはならないのがオーストラリアの先住民、アボリジニが岩肌に描いたロックアート。今は絶滅してしまった幻のタスマニアタイガーや鳥、魚などが鮮明に、また精密に描かれており、人類と自然が古代からずっとこの地に共生してきたということを目の当たりにすることができます。

このロックアートが見られる「ウビル・ロック」はまた、朝日や夕日の絶好の鑑賞ポイントとしても知られています。その壮大なスケールは、まさに大自然に身を浴するような気持ちになることがうけあい。忘れられない思い出となることは間違いありません。

もうひとつ、圧巻の自然を体験できるのが「ジムジム滝」と「ツイン滝」。大地の割れ目に流れ落ちるような滝は、乾季なら車でオフロードの道からアクセスが可能。車を降りて1kmほどのトレッキングをしながらのアクティビティです。滝つぼで泳ぐこともできるため、アクティブ派には特におすすめ。雨季は小型飛行機から眼下に広がる濃い緑と流れ落ちる滝を眺め、乾季とはまた違った自然の美しさが楽しめます。

広大な園内を効率的に巡るには、現地に精通したオフィシャルガイドによる20名ほどのツアーがおすすめ。個人の場合は、現地ツアーに混載する形での参加になります。ベストシーズンの6月から10月は気候が安定しており、さわやかな散策を楽しむことができます。

ウビル・ロックから眺める夕日は壮大鮮明に残るアボリジニのロックアート圧巻の滝にはオフロードを抜けて

ネイチャーズ・ウェイ

手付かずの大自然が魅力のカカドゥ国立公園内には、ダーウィンを基点に457kmにわたって続く「ネイチャーズ・ウェイ」と呼ばれるドライビング・コース整備されています。

通常の観光は、アデレード・リバーを超え、湿地帯や何千羽もの鳥たちを観察できる自然保護区、壮大な滝など見どころを巡りながら進むバスツアーが一般的。1泊2日のバスツアーの日本語ツアーもあります。特に、2008年4月から2009年3月までの1年間は、現行週1便の日本語ツアーが、週4便に増便される予定。ホテルやキャンプ場も完備されているので、寄り道をしながら自分のペースで旅を楽しむことも可能です。
現地サプライヤーのご紹介

■ VIP Touring www.viptouring.com.au
■ AAT Kings(Top End) www.aatkings.com

キャンプ体験
国立公園内には、設備の整ったキャンプ場が完備。初心者でもソフトアドベンチャーが楽しめる。世界中からやってきた旅行者と、キャンプで触れ合う体験もカカドゥの大自然を体感するなら、鳥や虫の声が間近に聞こえるキャンプ体験がおすすめです。キャンプ・サイトには温水シャワーやベッドが完備されているので、若者からシニア、またアウトドア初心者でも安心して快適に過ごすことができます。一般のツアー(英語)では様々な国の旅行者たちとのふれあいが楽しめますが、パッケージツアーをアレンジすることにより日本語ガイドの組み込みも可能です。
現地サプライヤーのご紹介
■ Adventure Tours Australia 
 www.adventuretours.com.au
■ Connections 
 www.connections.travel
■ Odyssey Tours and Safaris(Top End)
 www.odysaf.com.au
セルフ・ドライブ
オーストラリアは、日本と同様に、道路は左側通行、車は右ハンドル。国立公園を自分のペースで走れば、自然と一体になるドライブが実現します。「ネイチャーズ・ウェイ」を自分のペースで楽しむならセルフ・ドライブがおすすめです。緑あふれるブッシュを爽快に走り抜け、気ままに進むドライブだからこその体験がたくさんあります。巨大なアリ塚やエリマキトカゲやワラビーなどの野生動物に出会ったり、道沿いに露店を構えるマンゴー売りの屋台で甘い果実を味わったり・・・。せっかくなら、キャサリン渓谷まで足を伸ばしてみましょう。本格的なキャンピングカーや、4WD車でオフロードを駆け抜たり、アドベンチャー気分が味わえます。
現地サプライヤーのご紹介
■ Britz Campervan,Car and 4WD Rentals
 www.britz.com
■ Hertz Northern Territory
 www.hertz.com
■ Thrifty(NT)Car Rental
 www.rentacar.com.au

 

 

定番の世界遺産、ウルルを体感するアクティビティ

 ウルル(通称エアーズロック))オーストラリアを代表する世界遺産・ウルル(通称エアーズ・ロック)の観光は、日本人にとって登山が一般的ですが、ほかにも様々な楽しみ方があるのはご存知でしょうか?
時間によって茶から赤へと色が変わって見えるウルルを観察しながら、星空の下でのディナーを楽しんだり、ラクダに乗って砂漠から朝日に染まるウルルを眺めたり。空からの雄大な景観を楽しむヘリコプターでの体験など、ウルルの様々な表情を見ることができるアクティビティが充実しています。
ウルルは、アボリジニが太古の昔から大切にしてきた聖地。そんな彼らを尊重するために、登山だけでは感じられない地球の神秘や、壮大なスケールを体感するウルルの滞在をおすすめしませんか?
ラクダに乗って砂漠の景色とウルルを楽しむキャメル・ライディング 大地の壮大さを感じることができる朝日を眺めるサンライズツアー上空からウルルと大地に広がる砂漠を一望するヘリコプター遊覧地元の先住民がガイドとなって、彼らの文化を語りながらウルルを散策するアナヌーツアー
 

 

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