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ホーチミンの修旅観光スポット

クチトンネル
[ クチトンネル ]
総延長250キロメートル以上。地下3階建ての解放戦線の拠点で、住居のほか司令室や病院もあったという。
戦争証跡博物館
[ 戦争証跡博物館 ]
ベトナム戦争の資料、写真・映像などを集めた博物館。拡張工事中で、今後は施設内に大型バスの駐車場を作る予定だ。
統一会堂
[ 統一会堂 ]
元の南ベトナム政府大統領官邸。1975年、解放軍戦闘機が屋上に爆弾を落とし、戦争は終結。自由を勝ち取ったベトナム国民の誇り。
中央郵便局
[ 中央郵便局 ]
1886年にフランス人が建てた郵便局。フランス風の建物が美しい。
ペンタン市場
[ ペンタン市場 ]
ホーチミンの中心にある最大規模の市場。建物内に食料品、雑貨、化粧品、食堂などが揃い、市民の生活の様子を垣間見ることができる。
レ・フォン・ホン高
[ レ・フォン・ホン高 ]
イキイキとしたレ・フォン・ホン高校の学生。向上高校以外にも海外の学校と交流を行う。美しい建物の校舎は映画「ラ・マン」のロケ地にも。
職業訓練学校
[ 職業訓練学校 ]
(ストリートチルドレン施設)
貧しい家庭の子どもやストリートチルドレンを教育する学校。訪問した生徒は寄付金協力を呼びかけ、最終日に職業訓練学校の校長先生に手渡した。
メコン川クルーズ
[ メコン川クルーズ ]
肥沃の地・メコンデルタでのクルーズ。中州のタイソン島内の生活やジャングルの植生案内、特産のココナツキャンディ工房を見学
ミス・アオザイ・ショップ
[ ミス・アオザイ・ショップ ]
ホテルに売店を出店。アオザイを希望する生徒の注文をとり、最終日に渡す。さよならパーティでは女子生徒がアオザイで出席するの姿も。
聖母マリア教会
[ 聖母マリア教会 ]
1880年にフランス人建設。ベトナム戦争時の空爆が少なく、一度も修復することなく、原形を留めている貴重な文化財。
 
 
成功する海外修学旅行の秘訣
ホーチミンに到着後、バスでホテルへ
今回、同行した向上高等学校は34年前から韓国への修学旅行を開始し、8年前からベトナムを追加して2コース選択制で海外修学旅行を実施するベテラン校。長年の実績から、海外修学旅行を成功へ導くためのコツを、今回のベトナムコースの責任者である武田俊彦先生に聞いた。
―航空会社や旅行会社に望むことは
 まず、修学旅行の狙い・意図を理解して欲しいと思います。目的を達成するために行程を組み、そのために必要な移動や宿泊方法を考えます。つまり、一つ一つの事柄には意味があるのです。逆に目的を理解していただかずに何かサービスをしてもらったとしても、私たちには意味がない場合もあります。
 その上で各役割を把握して連携すること。教員、生徒、旅行会社、それぞれがすべきことがあると思います。各役割をまっとうするためには、綿密な打ち合わせが欠かせません。旅行会社に生徒用と教員用のマニュアル作成を依頼するのは、それに学校側がチェックを入れることで意識のすり合わせできると思うからです。
―今回の修学旅行で、改善して欲しい点を挙げるとしたら何ですか
 旅行中でも積極的な提案をして欲しいと思います。市内や観光スポットの混雑を予測して余裕を持ったスケジューリングをしていただいていますが、今回はスムーズに進んだケースが多く、時間が余ってしまうことが多かったです。そこで空き時間に何ができるか、代案を用意していただけるとうれしい。予算があるので大掛かりなものは難しいと思いますが、特に最終日のメコン川クルーズからの帰着が早く、その後の予定が前倒しに終了し、だぶついた時間があったのがもったいないと思いました。
―海外修学旅行を成功させるために、最も重要な事は何ですか
さよならパーティでは、お世話になったガイドや旅行会社、ホテル担当者などへお礼も
 修学旅行は本物の実践教育ですから、結局は日ごろの生徒指導につきます。日常の行動が現場に出るのだと思います。校長からは教員に対し、「100の声かけ運動」をするように言われています。「ありがとう」「おつかれさま」など、1日100回、生徒に声をかけ、話をするようにします。そのおかげで生徒の気持ちや考えていることを読み取り、生徒の自発的な行動を促せるのかもしれません。生徒はとのたわいもないフランクな会話も多いですね。でもその代わり、私たちは生徒の礼儀や身なりに対して、他校よりも口うるさいと思いますよ。
 そして現地では教師が率先して動くようにしています。教師の熱気を感じてもらわなければ生徒はついてきません。そのため、旅行会社の方には裏方のサポートをお願いしています。
ベトナム航空、修旅の取り組みを本格化
アッパークラスの後、優先搭乗
アッパークラスの後、優先搭乗
 ベトナム航空(VN)は修学旅行マーケットの取り組みを強化する。VN は2005年6月に成田/ハノイ線にボーイングB777を導入、成田/ホーチーミン線と合わせ、機材を大型化したことを機に修旅マーケットに本腰を入れ、修学旅行用の料金を設定した。大型修学旅行の場合、成田空港ではチェックイン業務を委託する日本航空の協力を得て、専用の荷物セキュリティとチェックインカウンターを設置。搭乗口ではアッパークラスの後に修学旅行生を優先搭乗させるなど、スムーズな手続きを行なう。帰国の際もホーチミン・タンソンニャット空港で団体チェックインを実施する。
 VN 日本地区総支配人のグエン・ズオン・ビン氏はベトナムの修学旅行について「治安が良く、人々もフレンドリーで親日家。医療面では日本人医師、緊急時の対応など修学旅行に必要なバックアップ体制が整っている。自然や平和教育などテーマも多く、現地の学生との触れあいも活発で有意義な交流ができる」と、メリットをアピール。送客は定期便がメインだが、今後は「少しずつ取扱いを増やし、将来的には修学旅行を拡大したい」という考えだ。
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