滞在は「ザ・プライ・デサル・ビーチ・リゾート」(PDB)。日系の高級リゾート「デサル・ペルダナ・ビーチ・リゾート」のオーナー変更により、2004年7月に名称変更したリゾートだ。
全197室がオーシャンビューで、そのうち7割がツイン。残りはキングサイズの1ベッドルームだ。テラスを含めれば300人以上を収容できるレストランもあり、ペルダナ時代には日本の専門学校の団体研修旅行を受け入れた実績がある。日本人スタッフも常駐しているので、サポート面も安心。食事はマレー、西洋、中華、日本食があり、セットメニューは100種類と多彩。どれも日本人好みの味付けで美味しい。ビーチやプールサイドでのバーベキューも可能だ。
敷地内は多数の生徒が各アクティビティに興じるのに充分な広さ。ビーチではバナナボート、ジェットボード、パラセーリングなどのアクティビティがある。危険な生物もいないので安心だ。また、バレーやバトミントン、フットサル、テニス用のコートで遊べるほか、「カンポン風ボーリング」などのオリジナルのゲームはちょっとしたリクリエーションにぴったり。ただし、専任の監視員がいないので、事故がないように先生および引率者の監視が必要だ。
ただ一つ、難点なのが水の問題。デサルから40キロ以上離れた街から水を運んでくるため、水道の水が少し黄色い場合がある。初めは躊躇するかもしれないが、逆に水資源の大切さを改めて認識するきっかけになるかもしれない。飲用はできないのでチェックイン時にホテルが飲用水(500ml)を1人1本、部屋に用意。翌日以降の手配にも応じるという。
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