Photo NEWS Vol.092

各地で輝きを放つスイスのクリスマスマーケット

 ヨーロッパの冬の風物詩ともいえるクリスマスマーケット。もちろん、スイスでも各地で開催される。スイスのクリスマスマーケットを訪れるツアーは、先行するドイツやフランスのツアーほど多くは造成されていないが、スイスは国内交通の利便性をいかしたクリスマスマーケット巡りが魅力。道中は鉄道からの風景や車内での食事のなどの楽しみもある。12月1日から実施されたスイス研修旅行で体験した、クリスマスの輝きを放つスイス3都市の今の様子をフォトレポートする。

▽チューリッヒ−ヨーロッパ最大のインドアマーケット
チューリッヒのクリスマスマーケットは、ヨーロッパ最大のインドアマーケット。会場となる中央駅の構内には、高さ15メートルのスワロフスキーのクリスマスツリーが、美しい輝きを放っている。

チューリッヒ中央駅
スワロフスキーのツリー
キャンドルスタンド
大オーナメント
街のイルミネーション

▽インターラーケン−2日間限定の冬のお祭り
国際観光都市インターラーケンでは、毎年12月の第1土曜日・日曜日の2日間にマーケットが立ち、1万人が集まる。800メートルの道沿いに約200店が並び、マーケット全体が大きなお祭りのように華やいでいる。

マーケット風景
名物の牛の置物
手作りの花飾り
焼き栗屋
メリーゴーランド

▽モントルー−屋根付き市場でクリスマスの食を堪能
フランス語圏のモントルーのマーケットには、隣国のドイツ、フランス、イタリアから約40万人の観光客が訪れる。近くには仮設のフォンデュ・レストランがオープン。冷えた体を熱々のフォンデュで温めるのも、冬ならではの旅の楽しみだ。

シャレー風の屋台が並ぶ
垢抜けた雰囲気
名物の大鍋料理
手作りジャムの店
サンタクロースの家

取材協力:スイス政府観光局、レイルヨーロッパ
取材:戸谷美津子