Photo NEWS Vol.016

世界最大のケータリング会社、LSGスカイシェフの機内食工場

ルフトハンザ ドイツ航空を含む世界270の航空会社に、機内食をはじめとする機内サービスを提供している世界最大のケータリング会社、LSGスカイシェフ。フランクフルトにある同社の工場では全従業員の5%にあたる約1,500人が働き、50以上の航空会社に機内食を供給している。今回は同工場を訪ね、機内食ができるまでの工程を追った。
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フランクフルト工場は空港からほど近いところにある 工場内に入るには帽子や白衣の着用や消毒が必要 天井からぶら下がっている白の計器は温度計。キッチン内の温度管理を徹底 航空会社ごとに異なるトレーや食器が棚に整然と並べられている ルフトハンザの機内食で使われている食器はノリタケ製
作業の鍵になるのがこのレシピ。分量や写真が記載されており、これを見ながら作業を行う みずみずしい食材が用意されている まずはひとつひとつ丁寧に材料を切る。基本的にすべて手作業 作業台には秤が置かれており、レシピ通りの分量を守る 食材を調理する。キッチンは料理ジャンル毎にわかれており、中華以外は電化厨房
例外的に中華では火を使って調理している 調理後、冷ました食材を一品ずつ形にしていく できあがった料理を皿に盛り付ける。出来上がりの写真を忠実に再現 こうして、ようやく1つの料理が完成! 出来上がった料理はフリーザーで保存
すべての料理が揃った後は最終的なセッティングを行う コップやカトラリーなど必要なものをトレーに乗せていく 仕上がったものは最終的に航空会社別のトロリーに格納する セッティング完了後はトロリーごとフリーザーで保存 その後トラックで出庫。最終的に機内に積み込まれる