VIVA STUDENT
海外教育旅行メールマガジン 3月号
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オーストラリア・クイーンズランド州

  教育旅行に人気のオーストラリア・クイーンズランド州のなかでも、今回は特に人気のケアンズをご紹介します。日本から約7時間の飛行で行くことができるオーストラリアで一番近い玄関口のケアンズは、近いうえに魅力的な学習素材の揃った場所です。教育旅行の目的地として、たくさんの条件に恵まれています。

ケアンズ Vol.2  〜地元とのふれあいで自然・文化を学ぶ旅を〜


ケアンズ

ケアンズ 今回は、ケアンズのご紹介の第2回。日本から約7時間、オーストラリアで一番近い玄関口のケアンズは、世界遺産による自然学習はもちろん、文化的な学習をするのにも適しています。

動物とのふれあいやホームステイによるオーストラリア人の生活体験など、実際に学生が参加し触れてみることで大きな学習効果を生む、プランが人気。もちろん、グレートバリアリーフでの「遊び」も自然学習のひとつとして盛り込まれています。 前回に引き続き、ケアンズの教育旅行モデルプランをもとに、その魅力をお伝えいたします。

ケアンズ
ケアンズ Vol.1 ケアンズVol.1
〜陸と海の世界遺産が隣り合う、特異な自然にふれる〜 はこちら


体験談 ケアンズ教育旅行の体験談はこちら


学生のためのモデルプラン


歴史、動植物に触れ、地元の暮らしを体験する

   動物とふれあい、オーストラリア人の生活に触れる体験学習をメインにしたプラン。人気のグレートバリアリーフでのアクティビティに加え、ホームステイで現地の生活体験や、先住民アボリジニの文化に触れる時間が充実の時間となります。

1日目 午後 日本からケアンズに出発
2日目 早朝 ケアンズに到着
午前 トロピカル・ズー(1) にてコアラ抱っこなど動物とのふれあいを楽しむ。
午後 ケアンズハビタット・クルーズ(2) に参加。クロコダイル・ファームやマングローブの湿地帯でケアンズの入り江について学習。
宿泊 ケアンズ市内
3日目 午前 ケアンズ市内または郊外のホームステイ・ファーム(3)
午後 ステイ先でオーストラリアの人々とその生活スタイルに触れる。
宿泊 ホームステイ先
4日目 終日 ステイ先でのオーストラリア生活体験。
宿泊 ホームステイ先
5日目 終日 グレートバリアリーフ(4)へ。海洋公園のフランクランド諸島や砂洲のミコマス・ケイ、アクティビティ豊富なポントゥーンなどで遊ぶ。
アボリジニ文化を垣間見るジャプカイ・バイ・ナイト(5)へ。ジャプカイ・ダンサーたちのパフォーマンスを見ながら最後の夕食会。
宿泊 ケアンズ市内
6日目 午前 ケアンズより日本へ
午後 日本到着
 (1) トロピカル・ズー
トロピカル・ズー   オーストラリア旅行でなにがなんでも盛り込みたいアクティビティは、コアラやカンガルーといったオーストラリアならではの動物とのふれあい体験。 このトロピカル動物園ではコアラ抱っこやカンガルーの餌付けなどができ、そしてその収益は一部野生動物の救助やリハビリ・プログラムの支援に充てられているという、 自然と人との共存を目指す動物園です。北クイーンズランド一を誇る広大な園内では、日本でも人気のレッサーパンダの生態についての説明など、興味深いプログラムも多数です。

Website www.cairnstropicalzoo.com
 (2) ケアンズハビタット・クルーズ
ケアンズハビタット・クルーズ   美しいケアンズの入り江、「トリニティ・インレット」を巡るクルーズツアーです。水辺はマングローブで縁取られ、ワニや野鳥、 70種類にも及ぶ魚が棲息するこの入り江には潮の干満があり、古くから漁船をはじめ輸送船なども行き来。オーストラリアの歴史にも根付いた場所なのです。 3時間の半日ツアーではクロコダイル・ファームでワニの生態や関連産業に関する説明を聞きながら、自然についての学習ができます。往路か復路のどちらかはバスでの送迎になります。

Website www.cairnshabitatcruises.com.au
 (3) ホームステイ
ホームステイ   英語圏の旅先でぜひとも体験しておきたいのは、なんといっても地元の人々と触れ合えるホームステイ。 家庭内という小規模な単位でのステイは生の英語に触れることができるばかりでなく、学生が自ら英語を話すチャンスが多くなるといった利点があります。ほかにも、 農場で動物の世話などを手伝いながら英語に触れるファームステイも人気。農業や酪農のさかんなオーストラリアならではの思い出になることは請け合いです。

 (4) グレートバリアリーフ
グレートバリアリーフ    世界遺産にも登録されている世界最大のさんご礁群、グレートバリアリーフ。沖合いには多くの島々が浮かび、さまざまなツアーに参加することができます。例えば、1日100名しか上陸することができない、海洋公園に指定されたフランクランド諸島では、BBQ、スノーケルやダイビングなどを楽しみます。また、砂洲のミコマス・ケイへのツアーでは海鳥をはじめとする海の生態系が間近で見られます。もう少しアクティブなものであれば、巨大ポントゥーンへのツアー。グラスボトムボートやヘルメットをかぶって海底を散歩するシーウォーカーなどのアクティビティが揃っています。

Website フランクランド諸島(フランクランドアイランズ社) www.ragingthunder.jp
Website ミコマス・ケイ(オーシャン・スピリット・クルーズ社) www.oceanspirit.com.au
Website ポントゥーン(サンラバー・クルーズ社) www.sunlover.com.au
 (5) ジャプカイ・バイ・ナイト
ジャプカイ・バイ・ナイト   オーストラリア先住民、アボリジニの文化を学ぶことができる文化施設、ジャプカイ。スカイレール(熱帯雨林ケーブルウェイ)の駅の真横にある広大な敷地内には、 アボリジニ文化を学ぶための展示やアトラクションがたくさんあります。ここで最近人気が高いのは、夜間に行われるディナーショー。 世界に名高いジャプカイ・ダンサーたちの執り行うセレモニーとパフォーマンス、そしてブッフェ形式の豪華ディナーがセットになっています。 このほかに、丸1日のプランなどを選択することも可能です。

Website www.tjapukai.com.au

勘違いから生まれた名前?アボリジニと野生動物
   前回、オーストラリアには他の大陸に見られない(あるいはすでに絶滅してしまった)種類の動植物が多い、というお話をしました。オーストラリアの代表的な動物、 カンガルーもそのひとつですが、この「カンガルー」という呼び方、実はちょっとした勘違いからついた、と言われているのをご存知でしょうか。
   オーストラリア大陸を発見・視察中だったキャプテン・クックがカンガルーを目にしたとき、「あの動物はなんだ?」と案内役のアボリジニに聞きました。彼は「カンガルー」と答えますが、 それはアボリジニの言葉で「知らない」という意味だったそう。(「カンガルー」の語源については諸説あります)
   また、「コアラ」はアボリジニの言葉で「水を飲まない」という意味があります。ユーカリだけを食べて水をほとんど飲まなくても過ごせるため、その名がつけられたのですが、 昔々からそうした野生動物とかかわりのあったアボリジニの人々は、それらの習性や行動などをよく知っていたのですね。
   この巨大な大陸で長い間共存してきたアボリジニと野生動物たち。伝説や逸話にもそのかかわりを示すものが多く、それもまたオーストラリアならではのお話のひとつなのです。
コアラ
トロピカル・ズーでは、カンガルーと触れ合うことが
できます。
   クイーンズランド州観光公社では修学旅行の企画に役立つ観光情報を提供させていただいております。ケアンズ、ゴールドコースト、ブリスベン、 タウンズビルなどへのご旅行をご検討の際には、ぜひご連絡ください。



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クイーンズランド州観光公社
Eメールアドレス: tq_tokyo@tq.com.au