ガストロノミーツーリズムで地域振興を-EXPO国内観光シンポ

「日本には成功の要素が揃っている」
地域の関係者と協力し、魅力の発掘と発信を

  • 2016年10月27日(木)

登壇者による記念撮影  今年の「ツーリズムEXPOジャパン」の国内観光シンポジウムでは、「ガストロノミーツーリズムで地域を元気に」をテーマに、食を観光の目的とするガストロノミーツーリズムに焦点を当てた基調講演とパネルディスカッションがおこなわれた。登壇者は、国内外で大きな動きになりつつあるガストロノミーツーリズムのトレンドや重要性、世界の注目を集めている日本の食文化の可能性、地域の農林水産業や製造業に与える好影響などについて意見交換するとともに、現在の日本における課題と今後の展望について議論した。シンポジウムの概要を紹介する。

パネリスト
国連世界観光機関アフィリエイトメンバー部門長 ヨランダ・ぺルドモ氏(基調講演も)
ぐるなび代表取締役社長 久保征一郎氏
新潟市長 篠田昭氏
浅田屋代表取締役社長 浅田久太氏
富久千代酒造代表取締役社長 飯盛直喜氏

モデレーター
ANA総合研究所代表取締役副社長 小川正人氏


旅行者が求めるのは「新たな体験」
食文化で土地を魅力的に

UNWTOアフィリエイトメンバー部門長のぺルドモ氏  シンポジウムの冒頭では国連世界観光機関(UNWTO)アフィリエイトメンバー部門長を務めるヨランダ・ぺルドモ氏が基調講演を実施。早くからガストロノミーツーリズムの重要性に着目し、先進事例の発信とその普及に向けて国際会議の開催などを推進しているUNWTOの活動を説明するとともに、「旅行に新たな要素や体験を求める人が増えている。ガストロノミーはその欲求を満たすことができる」と主張した。

 各地域がガストロノミーツーリズムに取り組むメリットとしては、食を目的とする旅行者の消費額が一般的に高いことを挙げたほか、地元の食文化の保全などにさえ配慮すれば「新たなインフラを作らなくとも地域の魅力を伝えることができる」と説明。「観光向きではないと見える土地ですら取組次第で魅力的になりうる」と述べ、敷居は低いことを強調した。地域による取り組みの例としては、自身の出身地であるスペインのカナリア諸島が一般的なビーチリゾートとの差別化に向けてガストロノミーツーリズムに注力していることや、南コーカサスのジョージア(グルジア)がブランディング戦略により美食やワインの国として認知度を上げたことなどを紹介した。

 そのほか、スペインとロシアが実施しているシェフの交流などによる「ガストロノミー外交」の取り組みなども紹介。ペドロモ氏はUNWTOがさまざまな試みに対して協力する準備があることを説明し、参加者には「UNWTOが枠組みを提供する。何かあれば力になる」と呼びかけた。

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